アトピーの原因と対策

アトピーの原因と対策

アトピーの原因と対策

アトピー性皮膚炎は感染性の病気ではなく、免疫の仕組の一部が変化して発症する病気で、移ることはありません。遺伝的要因に加えて、環境の悪化精神的な事も要因となっています。アトピーの原因としては①遺伝的要素②環境的要素③心理的要素④摂取要因・吸引要因⑤食品添加物の5つが主な原因と考えられています。
これらのアトピーの原因を避ける事が対策に繋がります。遺伝的な要素はアトピー発症の可能性を考え、下記要素を出来るだけ避ける事がアトピーの原因と対策となります。

1)遺伝的要素

日本人の約三分の一の方々はお肌が弱く、いわゆる敏感肌といわれ水分保持機能がやや劣っています。アレルギーに反応しアトピー性皮膚炎やアレルギー諸疾患にかかりやすく。アトピー素因を持っています。私たちの3人にひとりはアトピー性皮膚炎にかかりやすい体質は「遺伝」と言われています。アトピー素因を持つ家族全員が同じ因子を持つことになります。ただアレルギー=アトピーと誤解されることが多いです。症状別によってはアトピーではない場合もあります。皮膚に病変が現れるとアトピー性皮膚炎ですが、気管支粘膜に病変が現れると気管支喘息、鼻の粘膜に病変が現れると花粉症、しかし目の粘膜に病変が現れるとアトピー性眼症となります。

2)環境的要素

アトピー性皮膚炎を含めてアレルギー諸疾患においては環境要素がとても大きく影響を及ぼしています。アトピーに悪いことは遠ざけ、また行なわないことが大切です。独自の判断はアナフィラキシー(劇症アレルギー)発症の危険性もあり非常に危険です。肌に触れるモノからの影響「接触要因」があります。衣服(主として肌着)、繊維助剤(紡績助剤、染料、柔軟剤、漂白剤)、寝具類、残留洗剤、化粧品、石鹸、シャンプー等、アクセサリーなどです。次に食べるモノからの影響「摂取要因」があります。最後に呼吸で吸うモノからの影響「吸引要因」があります。カビの胞子、ダニの屍骸など、動物の分泌物の飛沫、花粉、揮発性有機化合物、砂塵などまた身近な接触要因もあります。接触要因はとくにアトピー性皮膚炎に顕著ですが寝具などは喘息の方に大きな影響を与えます特に新しい肌着を着るときは次の点を注意してください。

■縫い目が擦れることはないか、縫い目は外側にあるものが望ましいです。
■織りネームや洗濯表示、品質表示は切り取ってください
■着る前に必ず一度洗ってください。
■袋詰めされているワイシャツなども同様に洗濯して下さい。クリーニング上りがダメな方もおられます。またワイシャツは特に首回りの糊付け仕上げが悪影響を与えます。
■白地の場合は漂白剤の有無を確認し、漂白剤を含んでいないものを選んでください

3)心理的要素

遺伝要素、環境要素だけでもアレルギーになりますが、最近では仕事、受験や進学、就職、転勤、失恋といった心理的なストレスでアトピーになるケースが増えています。過去に受けた心のキズが思い出されそれが引き金となって症状が表れることもあり、心理的要因が大きく影響しています。

4)摂取要因・吸引要因

食べ物からの影響はとても大きく、とくに乳幼児に発症するアトピー性皮膚は腸管未発達によるさまざまな食物の消化不良が原因とされています。しかしながら加齢とともに食物自体の影響は少なくなってきますが、今度は食品添加物や残留農薬の影響が大きく出てきます。従来の三大栄養素を軸とした栄養学では対応しきれないこともあり、タンパク質の分子量の大きさや、脂肪や油の種類、微量ミネラルの働きなど、多くの事柄を学んでおく必要が生じてきました。しっかりとした「食育」の考え方を持つことがとても重要となっています。

5)食品添加物

食品添加物は食品原料や加工食品には欠かせないもので天然のものもありますが、そのほとんどは化学物質です。生活様式が変わり家庭でのお惣菜が手作りから大量生産品となって店頭に並ぶためには多くの添加物が使われるようになりました。
食品添加物には食品が手元に届くまでの変質を防ぐ保存料、見栄えを良くし美味しそうに見せる着色料、食欲をそそるように仕向ける香料、味を作り出す調味料や香辛料、そのほか増量剤、乳化剤などがあり使用物質と使用量は厳しく制限されています。食品添加物のほとんどは安全となっていますが、長期にわたる蓄積に対しての研究が少ないです。少しでも、そのような食品添加物は口に入るのを少なくするためには、面倒でもご家庭で手作りの出来たてを食べていただくにこしたことはありません。

■まとめ

アトピーの原因と対策について大切な事をご紹介しました。まずは原因がどこにあるのか考える事がとても大切です。主に①遺伝的要素②環境的要素③心理的要素④摂取要因・吸引要因⑤食品添加物の5つが主な原因です。そのような原因に対して、日常生活で考えられる原因をできるだけ避ける事が対策に繋がります。